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燧ヶ岳は見送り、尾瀬沼の静けさを楽しむ

4時に起床。冷たい空気の中で朝食を済ませ、燧ヶ岳を目指しました。

ところが、前日雨は降っていなかったのに、山道は泥が多く歩きづらい状態。先へ進んでも状況は変わらず、途中で登頂を諦めることにします。

代わりに尾瀬沼へ向かうことに決め、湿原の道を進みました。

道沿いにはワタスゲが風に揺れ、遅れて咲いた水芭蕉も残っていて、静かな景色が広がります。

尾瀬沼に着くと、湖面に山々が映り込み、穏やかな雰囲気に包まれました。予定外のルートでしたが、別の表情を楽しめたことで、尾瀬の奥深さをあらためて感じます。

湖畔で少し休憩を取り、名残惜しさを覚えつつ帰路につきました。

梅雨明けの澄んだ空気の中で歩いた尾瀬は、季節の花々や静かな湖、夜のホタルとさまざまな表情を見せてくれました。計画どおりにいかない場面もありましたが、その分だけ新しい景色と出会うことができ、思い出深い2日間になりました。

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