UENO DESIGN

県民の日に、益子を歩く。


県民の日ということで、入場無料になっていた益子陶芸美術館へ行ってきました。


陶芸にはあまり詳しくないのですが、展示されていた作品はどれも存在感があり、「これどうやって作ったんだろう」と思うものが多く、見ていて飽きません。大きな壺や、曲線が独特な器など、思わず立ち止まって見入ってしまうようなものばかりでした。


次に立ち寄ったのは、濱田庄司氏の旧宅です。日本遺産に認定されている場所で、庭には立派な登り窯がありました。建物も趣があり、全体的に落ち着いた空気が漂っています。人も少なく、ゆっくりと見て回ることができました。


昼は「えみパン」でパンをいくつか購入。生地がふんわりとしていて、どれも素朴な味わい。派手さはないけれど、何度でも食べたくなるような美味しさでした。


午後は益子の街を少し散策して、もう一つの日本遺産である日下田邸へ行ってきました。ここでは藍染の作業場を見学。床にたくさんの穴が開いていて、どう使うのか気になってじっと見てしまいました。藍の香りや、染めの道具にも独特の雰囲気があって興味深かったです。


初めて訪れる場所も多かったのですが、のんびりと歩きながら、静かに楽しめる一日になりました。

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