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歴史と自然を感じるハイキング。「アプトの道」からめがね橋まで歩いてきました。

先週末、天気が良くてちょっと時間もできたので、以前から気になっていた「アプトの道」を歩いてきました。
横川駅から旧熊ノ平駅まで、およそ6kmの道のり。かつて信越本線が走っていた線路跡を整備した遊歩道で、今ではハイキングコースとして人気だそうです。

正直、最初は「6kmくらいなら軽い運動にちょうどいいか」くらいの感覚だったんですが……実際に歩いてみると、想像以上に見どころが多くて驚きました。

たとえば、道中にある旧丸山変電所。これは国の重要文化財にも指定されていて、レンガ造りの重厚な建物が、まるで映画のセットのような雰囲気を醸し出していました。こういう歴史的な建物って、やっぱり間近で見ると迫力がありますね。

さらに、歩いている途中には10本のトンネル、6つの橋梁と、まるで鉄道遺産のテーマパークのようなスポットが次々と現れます。中でも印象的だったのは「碓氷トンネル」。少しひんやりしていて、トンネルの中を歩くのがちょっとした冒険気分。

途中、アプトの道から見える「碓氷湖」も絶景ポイントの一つ。湖を見下ろす形になるんですが、写真を撮る手が止まりませんでした。

そんな感じで寄り道しながら歩いていたら、横川駅から目的地の「めがね橋」まで、なんだかんだで2時間半もかかってしまいました(笑)

でも、この「めがね橋」…実際に目の前に立ってみると、想像していたよりも遥かに大きくて、ちょっと感動しました。赤レンガのアーチが美しくて、写真では伝わりきらない迫力があります。

自然に囲まれた中で、歴史を感じながら歩けるこのコース。個人的にはかなり気に入りました。
きっと四季折々でまた違った風景が楽しめるんだろうなと思うと、季節を変えてまた訪れたくなりますね。

気軽なハイキングコースとしても、鉄道遺産に触れる散策としてもおすすめできる場所でした。
興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

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